常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

three-way meetings

日本,中国,韓国の3ヶ国による首脳会議が22日に東京で開かれました。以下はThe Mainichi Daily News(05/22/11付け)の記事"Japan, China, S. Korea agree on enhancement of nuclear safety"から一部引用です。

The Tokyo summit is the fourth of its kind since Japan, China and South Korea agreed in 2008 to take turns hosting the three-way meetings every year as a way to enhance mutual trust and cooperation.

http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20110522p2a00m0na002000c.html

今回はthree-way meetingについて考えます。これはもちろん「3ヶ国首脳会議」のことですが,なぜthree-wayと表すのか気になったので調べてみることにしました。『ジーニアス英和辞典』(第3版,大修館書店)でwayの意味を確認すると,「道」や「やり方」などのよく知られた意味の他に,「[複合語で]参加,関係(者)」とありました。例としてはa three-way discussion「三者会談」が挙げられています。

また,この-wayを使ってthree-way fight「三つ巴の戦い」ということもできます(『ジーニアス和英辞典』大修館書店)。-wayという言い方はシンプルで便利だと思いました。(ゼミ生 pear