常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

done and dusted

NBAプレーオフは8日, ダラスなどでカンファレンス準決勝(7回戦制)2試合を行い,西では3連覇を目指していた王者レイカーズマーベリックスが戦いました。以下はDY(05/10/11付け)の表題と記事の一部引用です。

Done and dusted
Mavericks sweep Lakers to send Jackson out on losing note

So long, Phil. So long chances for another Lakers three-peat. Hello, Western Conference finals for Dirk Nowitzki and the Dallas Mavericks.

今回注目したのはdone and dustedです。辞書を引いてみると,be done and dustedで「何もかも準備が整っている」という意味があることがわかりました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。ちなみに英辞郎on the Webには「無事終了する」とあります。また,LDOCEにはcompletely finished or completedとありました。sweepやdustから,マーベリックスにとって完全勝利であったことがうかがえます。

また,本文のthree-peatにも注目してみました。この語には「三連覇する」という意味があります。なぜthree-peatでこのような意味があるのでしょうか。まず,peatを調べると「泥岩」という意味がでてきますが,これでは「三連覇する」という意味には繋がりません。さらに調べてみたところthree-peatはthreeとrepeatが組み合わさって出来た単語だということがわかりました(『ジーニアス英和辞典』同上)。3連覇を狙っていたレイカーズですが,相手チームの3点シュートの嵐にはお手上げだったようです。(ゼミ生 カメ女)