常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

専修大学付属高等学校訪問

本日(02/15/11)の午前中に,専修大学付属高等学校に行って,T澤先生の授業を見学してきました。
私は大学でT澤先生の教育実習という授業を履修しています。その授業の際に,先生に高校の授業見学を希望したところ,快く受け入れてくださったのです。そんな経緯で,中学校で実習をした私にとっては,初めての高校訪問をしてまいりました。
授業は1,2限目のOral Communicationを見学させていただきました。前半はSpeechを少し行い,後半で教科書を使ったOral活動を行っていました。ここで授業の詳細を綴ることは出来ないので,私の感じた中学校と高校の違いを簡単ではありますが,述べさせていただきます。
色々細かい点を挙げれば切りがありませんが,一番感じたことは「発問の仕方」の違いでした。T澤先生の発問は生徒に「考えさせる」ものが多かったです。中学校ですと,特に1年生の時は出来るだけ生徒に寄り添った,いわば懇切丁寧な発問が求められます。しかし,高校生ともなるとそのような発問だけでは物足りないようです。もっと生徒のレベルの少し上の発問が必要なのだと授業見学をしていて感じました。このことに関しては,事前からある程度予想はついていましたが,いざ目の前でその光景を見てみると,その実態が少しわかり大変勉強になりました。
志望は中学校の教員ですが,見識を広めようと思い志願した高校訪問。短い時間ではありましたが,中学英語と高校英語をつなぐ懸け橋を作るためのヒントを垣間見た感じがしました。(ゼミ生 persimmon柿生)