bite off more than you can chew
今回は『ハリーポッターと秘密の部屋』から英語表現を拾います。
学校が始まる前にハリーたちはダイアゴン横丁に行く予定でしたが,ひょんなことからハリーだけノクターン横丁に行ってしまいました。そこはとても危険な場所なので,ハリーは何とかしてノクターン横丁から逃げ出します。そして無事ロン達一向に会うことが出来ました。
‘You be careful, Arthur,’ said Mrs Weasley sharply, as they were ushered into the bank by a bowing goblin at the door. ‘That family’s trouble, don’t go biting off more than you can chew.’
ここで注目するのが,bite off more than you can chewという表現です。直訳すると「あなたが噛める以上に噛みつけ」のようになるかと思いますが,これでは言っていることが良く分かりません。『オーレックス英和辞典』(旺文社)では,bite off than one can chewで「手に余る事を企てる」とありました。よって,上記の内容では「変なこと考えないでよ」のように捉えることができます。
ちなみに,この表現は一年以上前に田邉先生に研究室で教えていただいたものです。時の流れの早さを感じました。(ゼミ生 persimmon柿生)