常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

mistletoe

今年も残すところあとわずかになりました。年末のイベントの一つにクリスマスがあります。今日はUG先生の授業で扱われたクリスマスにまつわる英単語を,ご紹介します。以下のdialogはToy Stroy1のウッディとボー・ビープ(ウッディの彼女)の会話です。
ボー・ビープ:Merry Christmas. Sheriff.
ウッディ:Say, isn’t that mistletoe?
今回注目する単語はmistletoeです。ボー・ビープがおどけて「メリークリスマス。保安官さん。」と言っているのに対し,ウッディは「ねえ,あれってヤドリギじゃない」と言っています。この訳からmistletoeはヤドリギという意味になることが分かります。
            
http://www.fotosearch.jp/UNN601/u11957528/
ヤドリギはクリスマスツリーの飾りの一つなのですが,実は飾りのすべてにはそれぞれ意味があるのです。では,ヤドリギには一体どのような意味があるのでしょうか。『オーレックス英和辞典』(旺文社)によると,ヤドリギは「クリスマスに枝を飾り,その下にいる少女にキスしてよいという習慣がある」とありました。その証拠に映画では,このセリフの後にウッディはボー・ビープにキスされています。
このような視点からクリスマスを見ていくのも面白いですね。(ゼミ生 persimmon柿生)