常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

out-of-court settlement

毎週水曜日,田邉先生はMG大学で授業があります。その際に小山本先輩を始め,camel先輩,gacha君,そして私は先生のご厚意で参加させていただいております。朝はいつも車に乗せていただき,車内で色々な指導を受けているのです。今朝,ラジオを聞いていると,政治の話題で「和解解決」という単語が聞こえてきました。そこで先生からの発問です。
「これは英語で何と言うのだろうね?」
最初,私はreconciliationという単語を思い浮かべましたが,先生はout-of-court settlementという表現を教えてくださいました。『オーレックス英和辞典』(旺文社)によると,an out-of-court settlementで「示談」とありました。
ここでreconciliationとの違いをLDOCEで調べてみると,reconciliation はa situation in which two people, countries etc become friendly with each other again after quarryingとあります。一方settlementはan official agreement or decision that ends an argument, a court case, or a fight, or the action of making an agreementとなっていました。ここからsettlementの方が,公的なニュアンスが含まれていることが分かります。よって,今回の裁判についての話では,settlementが合っていると言えますね。
out-of-court settlementは文字通り,「法廷の外で行われる解決」から「和解解決」という意味になったと考えられます(田邉先生に教えていただいた知識です)。
今日も一つ英語の知識を蓄えることが出来ました。(ゼミ生 persimmon柿生)