常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Saito put away his hanky

本日のJT(12/10/10付)のスポーツ欄には,9日に入団会見&セレモニーを終えた北海道日本ハムファイターズ斎藤祐樹投手の記事が掲載されていました。“Saito eager to learn from Darvish”という記事から英語表現を拾っていきます。
SAPPORO (Kyodo) Yuki Saito, the Hokkaido Nippon Ham Fighters' first-round draft pick, said Thursday that he wants to be taken under the wings of his hero and team ace Yu Darvish.
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/sb20101210j1.html
今回注目した表現はbe taken under the wings of~です。斎藤投手は何かを望んでいるようですが,どういう内容でしょうか。さっそく辞書で意味を調べてみると,「…にかばわれている,保護されている」とありました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。二つの意味には「面倒をみる」という共通のニュアンスが感じ取れます。
そこで,上記の文を試訳すると「斎藤祐樹投手はチームのエースで憧れのダルビッシュ有投手に教えを請いたいと思っている。」となると訳すことができるのではないでしょうか。英文和訳とともに,今回のように和文和訳にも力を入れていきたいと思います。(ゼミ生 gacha)