常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

read my poker face

最近はテレビCM,街中,通学の電車の中でも,歌手・レディーガガを目にしない日はありません。CMには彼女のヒット曲の一つ“Poker face”が使われています。一度聞くと耳から離れないサビだったので,その歌詞を少し調べてみました。今回はそのサビから英語表現を拾っていきます。
Can't read my, Can't read my
No he can't read my poker face
(she’s got me like nobody)
Can't read my Can't read my
No he can't read my poker face
(she’s got me like nobody)
皆さんご存じの通り,readは動詞で「読む」という意味です。しかしここではどうでしょうか。辞書には以下の語義が載っていました。
(観察などによって)‹ある意味›を読み取る、記号・暗号・点字・楽譜・計器などの数値›を読み取る;人の心・考えなど›を〔…から読む〕,‹などなど。(『ジーニアス英和辞典』大修館書店)
UNDERSTAND STH IN A PARTICULAR WAY to understand a situation, remark etc in one of several possible ways
(LDOCE)
“Poker face”という曲は,トランプゲームの“ポーカー”の様子と男女二人をかけていて,曲中ではNo he can’t read my poker faceと続くので,「彼は私のポーカーフェイスを読み取れない」となります。ポーカーフェイスは,ゲーム中に自分の手札を相手に読まれないようにするための無表情作戦です。そんな相手と対峙すると,何を考えているか分からないのでとても不気味ですよね。
毎朝レディーガガのポスターが見守る満員電車で,日々格闘しています。そんな中でも常時英心でいれば十分英語が学べるということを感じました。本や新聞が読めない時の満員電車では常時英心に基づいて,英語でread poker-faced commutersをしてみようかと思います。(ゼミ生 Shohei)