常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

かながわティーチャーズカレッジ11/27(gacha編)

本日,camel先輩と共に,かながわティーチャーズカレッジに参加してきました。今回でかながわ教育学講座は第7回目,全講座の折り返し地点にさしかかりました。本日の講義テーマは「健やかな心身の育成〜子どもたちの健康と体力の増強に向けて〜」についてです。前半の40分は講義,残りの時間は,神奈川県が推奨する「体つくり運動」の実技に取り組みました。講義の内容を中心に,実技を通して感じた“子どもたちの実態”について少し書かせて頂きたいと思います。
まず驚いたのは,神奈川県の子どもたち(小・中・高)の体力テストの結果が非常に低いことです。日本全国47都道府県ある中で,講義中に提示されたデータでは,40位台の成績が目立ちました。子どもたちの体力低下が懸念され,神奈川県は多くの実践研究に取り組んできました。小学校,中学校を例に挙げると,児童・生徒がスポーツ活動に取り組めるよう“時間・空間・仲間”(三間)の確保に取り組んだり,現状分析のため,毎年体力テストを実施したり,子ども達の生活習慣改善のための指導を行ったりと,健康面でのサポートを進んで行っています。また,体力テストの結果は各学校に還元され,それぞれの学校の児童・生徒が全国平均や県内の平均に対して,どの位置にいるか分かるように知らされているとのことです。
私が小学生・中学生の頃も,外で遊ぶ子の割合が低下していると言われていましたが,今,この現状を経て,さらに悪化しているように感じました。理由としては“運動”に対する子ども達の受け身の姿勢(県や学校などがプログラム等を考えてやらしている)やゲームなどの室内遊びが増えたこと等があると思います。勉強もそうですが,こういった体力つくりも,最終的には自分で考えて行える事が大切なのではないかと改めて感じました。(ゼミ生 gacha)