常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

専修大学教育学会第58回大会の報告(gacha編)

本日(11/23/10),専修大学神田キャンパス7号館にて開催された専修大学教育学会第58回大会に参加してきました。不安定な天気ではありましたが,会場には,現役の先生方をはじめ,専修大学の学生が集まっていました。
今回は,午前の部でお話された菊池亜希子先生(千葉県船橋市立薬円台小学校)のお話から「体験することの重要性」について,感じたことを少し書かせて頂きます。
菊池先生は現在,特別支援学級で日々ご活躍されています。今の時代,学校生活で特別な配慮を必要とする生徒の割合は1クラス平均2,3人にのぼり,通常授業についていけない児童に対しては,学習ボランティアの協力を得ながら授業を受ける形が日常的に採られているそうです。しかし,彼らへの支援として,最も重きを置いているのは「何でも体験させる」とのこと。体験を通してイメージを膨らませ,「自分はこうありたい」という思いをもってもらい,自立・自己実現の第一歩を踏み出させることを目的としています。
自立するという点ではどの児童,生徒も同じことです。今回のお話を聞いて,将来,子どもたちの可能性を存分に広げられるような対応,指導ができるよう,自分自身も多くの体験をし,広範囲の知識を身につけておきたいと改めて感じました。(ゼミ生gacha)