常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

第3回くわな生き生き教研 感想記(persimmon柿生編)

小山本先輩同様,桑名に同行させていただいたpersimmon柿生です。先輩が全体の流れを書かれているので,私は研究授業並びに田邉先生のworkshopの講義での感想を述べさせていただきます。
          
今回の研究授業で一番感じたことは,「授業には先生の性格・信念が色濃く反映する」ことです。授業をされた先生はとても穏やかな方で,授業は終始やわらかいムードに包まれ進んでいきました。その影響があってか,生徒はのびのび授業に参加していたように感じました。生徒とのラポートを作り上げるには,時間・経験・熱意が必要であると思いますが,自身の特徴を生かし,それを見事に体現されていたのはとても勉強になりました。
研究授業のあとには先生のworkshopがあり,「文法指導について」というテーマのもと進められていきました。文法指導といって思い浮かんでくるのは,教師が教え込む「文法訳読式」ではないでしょうか。現代の英語教育において,そこからの脱却というのが課題になってきます。ポイントは色々ありますが,先生がおっしゃっていたのが,英語が「結論先行型」の言語であることをいかに生徒に伝えていくかということでした。一見難しそうに見える文法構造でも,気づきを促してみると,生徒の理解度・定着度は大きく変わるのです。今回,先輩同様3分ほどのMicro Teachingをさせていただく機会を頂きましたが,上述の点を踏まえると,まだまだ実力不足でありました。
今回の桑名遠征で,貴重な経験をさせていただきました。来年の教員採用試験に向けて,吸収できるものはすべて取り込んでいく姿勢と気持を忘れずに毎日を過ごして行きたいと思います。本日(11/17/10)は,飛び入りの大学生を温かく受け入れてくださった桑名の先生方,そして同行を許してくださり貴重な経験をさせてくださった田邉先生に感謝の意を表し,感想とさせていただきます。(ゼミ生 persimmon柿生)
                
タダのお昼。いきいきしています。(UG)