常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

かながわティージャーズカレッジ第6回(gacha編)

昨日(11/13/10),camel先輩と共に,かながわティージャーズカレッジに参加してきました。8月から始まった“かながわ教育学講座”も昨日で第6回目です。今回は「児童・生徒指導を考える」についてパネル・ディスカッション形式で行われました。小学校・中学校・高校から各1名ずつ(総括教諭2名,養護教諭1名,スクールカウンセラー(CS,臨床心理士)1名)お越し頂き,実体験を基にお話をして下さいました。
ディスカッションの中で,特に印象に残ったのは「個人→集団」ということばです。教育現場では,教師は多くの生徒を相手にする必要があります。パネリストの先生(中学校)は,毎日なるべく全体に目を配って指導されているとの事ですが,それでも見落としてしまうことがあるようです。ある日,内気な生徒の保護者から相談を受ました。その生徒曰く,「先生は他の生徒ばかり見て自分に振り向いてくれない。」と。その時初めて,生徒の気持ちを理解しているようで出来ていないという事に気づかされたそうです。
生徒を指導する上で大切なのは,生徒1人1人と向き合い,理解・把握したうえで,全体を指導していく事なのだと分かりました。1日の中で生徒の様子を読み取ることのできる場面は多数あります。教師になれたときは,1場面1場面を見逃さないようにしていきたいと思いました。(ゼミ生 gacha)