常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

flatter

今回はアメリカの人気sitcomフレンズ第6部17話から、英語表現を拾います。
Chandlerは映画関係の仕事をしている元カノに,Joeyが映画に出演出来るようにオーディションを設定してほしいと頼みます。そこでChandlerは元カノと食事をすることに。Chandlerがオーディションについて切り出せずもたもたしていると,元カノは…
“You know, I actually should get going.”
“Oh, no, no, stay. Because you should stay.”
“Wow. I am really flattered. But I just… I don’t feel like that way about you.”
flatterは「…にお世辞を言う,媚びる,へつらう」でよく認識されています。しかし,ここでは「嬉しく[光栄に]思う」という意味で使われています(『オーレックス英和辞典』旺文社)。I’m flattered「光栄です」は招待やお世辞に対する返答で,女性はHow flattering!を使うことが多いようです。
お世辞を表す言葉が,改まった挨拶で使われるとは意外でした。(ゼミ生 persimmon柿生)