新機軸#10懐かしのバス(解答)
ご指名質問に挑戦したいと思います(http://d.hatena.ne.jp/A30/20100911/1284183693)。内容は赤になっている部分を英訳していくものです。
北アルプス・乗鞍岳のふもと「ほおのき平コスモス園」(岐阜県高山市)で、昔懐かしいボンネットバスに乗り、コスモス畑を巡るイベントが人気を集めている。乗客は下界の猛暑を忘れて、ひと足早く高原の秋を楽しんだ。
標高1200メートルのスキー場を利用した広さ約4ヘクタールの畑では、500万本のコスモスが見ごろを迎えている。1967(昭和42)年式のバスにはエアコンはなく、窓をあけて涼風を呼び込んでいる。
・ふもと:the foot
『スーパーアンカー和英辞典』(第2版,学習研究社)で,the footという表現を見つけました。
・昔懐かしいボンネットバス: a nostalgic bonnet bus
ボンネット(bonnet)はイギリス英語でアメリカ英語では車のボンネットの事をhoodと言います。アメリカでbonnetはあごの下で結ぶ帽子を指します。
・人気を集めている: S is gaining popularity.
・標高1200メートル:1,200 meters above sea level
『スーパーアンカー和英辞典』(同上)から。フォーマルな言い方としてan altitudeという単語もありました。
・コスモスが見ごろを迎えている:Cosmoses are in full bloom.
見ごろを迎えるという表現ですが,筆者がどのような基準をもって「見ごろ」としているのか曖昧なので,「コスモスが満開=見ごろ」と解釈させていただきました。
・エアコンはなく: The 43-year-old-bus doesn’t have air-conditioning.
・涼風を呼び込んでいる: A gentle cool breeze naturally comes in through the open windows.
breezeにはすでに「心地よい」というニュアンスが含まれていますが,gentleを加えることでさらにその度合いを強めてみました。述部である「呼び込んでいる」ですが,窓を開けた本人が風を呼び込んでいるのか,もしくは動いているバスが風を呼び込んでいるのかはっきりしないので思い切って「風」を主語に持ってきて無性物主語の構文にしてみました。
(ゼミ生 camel)