常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Shoulder君

授業ネタが多いb.m.です。今回も授業中に出てきたshoulderについて書かせていただきます。
7月1日の 木曜3限のロンコープ先生によるAdvanced Oral Communicationでのこと。この日は知らない単語やイディオムを前後の文脈から推測しようというものでした。
先生が私達の知らない単語やイディオムの入った短い文を読み,3,4人のグループでその単語の意味を考えます。
その文の中で,shoulder the blameが出てきました。shoulderが動詞であることはわかりますが,名詞の「肩」をうまく動詞に変えることができませんでした。
ジーニアス英和辞典』(第3版,大修館書店)を引くと,shoulderの動詞に「<責任・負担など>を引き受ける,双肩に担う」という意味があります。例文としてshoulder a task without delay「すぐに仕事を引き受ける」とありました。
さらに「英辞郎 on the WEB」で調べてみると,shoulder the blameは「責任[非難]を(全部)引き受ける」とあります。ほかにもshoulderについてのイディオムで,shoulder to shoulder「協力して」,give A the cold shoulder「(人)に冷たい[よそよそしい]態度を取る」とありました。
現在,ゼミ3年生の連絡係をshoulderしているLbow君。いろいろなことをしながらも常時英心を忘れない姿勢には本当に頭が下がります。ただ,忙しいからといって急にcold shoulderにはならないで下さいね。というわけで明日の担当はLbow-Shoulder君です。 (ゼミ生 b.m.04:43)