常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Persimmon柿生講座#2「under one’s belt」

スペイン対チリ戦の記事からの英語表現第2弾です。
なんとかグループリーグを突破したスペイン。しかし肝心の中心選手の調子は悪く,特にトーレス選手やイニエスタ選手の調子が良くありません。そうなると,普通はメンバーから外されるのですが,彼らは試合に出続けています。なぜなら,試合に出ることによって「試合勘」というものを取り戻していけるからです。「試合勘」は以前小山本さんが「Tiger’s Back」でgameを使って表現できることを紹介してくれましたね(http://d.hatena.ne.jp/A30/20100410/1270865978)。そこ今回は別の表現を「試合勘を取り戻す」という形で紹介したいと思います。THE DAILY YOMIURI(6/27/10付け)からです。
“What mattered was winning and qualifying, but it’s also important for players like Fernando Torres and Andres Iniesta to keep getting playing time under their belts and improving their fitness.”
under their beltsは『ジーニアス英和辞典』(第4版,大修館書店)では「〈経験などが〉自分の血肉となって,習得されて」と意味になるとあります。よって,under their belts and improving their fitnessが「試合勘を取り戻す」と訳せるのではないでしょうか。
私たちもこのブログ活動が英語力の血肉になる事を願ってこれからも頑張りましょう。(ゼミ生persimmon柿生)