常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pink

こんにちは。昨日のデンマーク戦を観戦し,寝不足のyori-moneyです。私もpearさんに続いて,好きな色pinkの意外な意味,表現を紹介したいと思います。
『オーレックス英和辞典』(旺文社)でpinkを調べてみると,意外な表現をいくつか発見しました。pinkは名詞だけでなく,動詞,形容詞としての意味も持っています。まず動詞pinkをみてみると,イメージ通り「顔が赤くなる,ピンク色になる」と有りましたが,意外にも,pinkの優しいイメージとは違い「…を刺す,傷つける,突く,…をぎざぎざに切る」という意味もありました。また形容詞pinkも「(政治的立場が)やや左翼的な」という意味を持つそうです。名詞pinkには「キツネ狩りをする人」という意味があり,一般的なイメージと違った意味が多くあることにビックリしました。またこの他に,pinkを使って
・in the pink (of condition)「絶好調で」
・pink ship「解雇通知」
などの表現があります。
pinkの優しいイメージからは想像できない意味が備わっていることに驚きました。まさかpinkで〜を刺すという意味だとは…。色ひとつとっても,英語は深いですね。次はb.mさんお願いします。(ゼミ生 Yori-money)

pinkについては5/7付けの記事があったことに,今,気づきました。overlookをお許しください。
cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/20100507/1273240400