常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sixのマジック

教育実習中のpersimmon柿生です。久しぶりに留学生の様子を見に,生田キャンパスの国際研修館に戻ってきました。最近,英語に触れる時間が少ないです。まとまって確保できる時間と言えば,朝に早起きして英字新聞を読むひと時だけ。そういえば,数日前にTHE DAILY YOMIURIの社説でat sixes and sevensという表現がありました(5/25/10)。これは「混乱して」という意味なのはご存じだと思います(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。
その項目から,さらに気の赴くままに読み進めていたら,six of the best「むちによる体罰」(『ジーニアス英和辞典』同上)という表現に出会いました。みなさん,なぜsixやbestで「むちによる対罰」という意味になるか疑問に思いませんか?ある留学生がこのことについて教えてくれました。
たったひとりの,それも僕たちと同じ年齢なので,真偽のほどはわかりませんが,昔は犯罪者に鞭で罰を与える際,6回打つという習慣があったそうです。そして力の限り鞭打つからbestが使われているのだとか。言葉って奥が深い!!(ゼミ生 persimmon柿生)