常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

-phile

昨日,奈良の大仏くんが「〜恐怖症」のコメント欄で,phileの意味を書いてくれていました。簡単にではありますが,その語源について,今日は少し見ていこうと思います。
まず,おさらいです。-phileには「…を好む(人)<-philともつづる>」という意味がありましたね。(『ジーニアス英和辞典』第4版, 大修館書店)では,これの元々の語源はどこに由来するのでしょうか。今回が2回目の登場,『シップリー英語語源辞典』(大修館書店)をまたまた引いてみると,以下のように表記されています。
 「phil-:…愛 → philander」
 「philander: 戯れに恋をする,女に言寄る…語源はphilein(愛する)から派生した…(前後省略)」
と明記されています。さらにインターネットでphieinを調べると,ギリシャ語で「愛する」と意味することが分かりました。
ラテン語ギリシャ語など,英語は様々な言葉を取り入れ,現代へと伝わってきました。語源を知る事は,英語の歴史を知ることでもあると今回感じました。(by gacha)
ちなみに以下の言葉は英語でなんていうのかな。3年生見つけてみてください。
愛読家→
親英派(イギリス好き)→
音楽好きの→
弓術を好む人→
映画好き→
単語愛(好き)→
言語愛(好き)→
兄弟愛の都市→