常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Hitting the big time

前回(4月16日no messing around)に引き続き今回もTHE DAILY YOMIURI(2010年5月7日付)のスポーツの見出しから。そしてまたもや,PREMIA LEAGUEネタです。
イングランド・プレミアリーグマンチェスター・シティトッテナム・ホットスパーの試合でトッテナムが1-0で勝利し,欧州チャンピオンズリーグUEFA Champions League)の出場権を獲得しました。その見出しは:
Hitting the big time
さっそく調べてみると,載っておりました,hit the big time で「最高水準に達する;大成功する」(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)という意味です。hitには「〈水準・程度などに〉達する」(『ジーニアス英和辞典』ibid)という意味があり,big には「成功の」(『ジーニアス英和辞典』ibid)という意味があります。なるほど,「成功の時に達する」で hit the big time なのですね。
さらに記事の中も見てみると:
The win completed a dramatic turnaround for Tottenham, which was facing relegation from the Premier League 16 months ago. If Spurs have to negotiate a playoff and succeed, they will be back in the European Cup for the first since 1962.
ここでのnegotiateは「難所・悪路など」を乗り越える,克服する(『ジーニアス英和辞典』ibid)」という意味で使われています。
そろそろこういったスポーツネタは卒業して,秀逸な記事を書くことを目指し(それだけが目的ではありませんが),英語力も勿論,いろいろなことで己のhit the big time を待ち望んでいきたいと思います。
お次はthousand holyさんの番です。(ゼミ生 なろはす)