常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

卒業生からのことば

本来なら「ゼミの住人/元住人」のカテゴリーに入るべきものでしょうが。ここには「翼」があります。よってここに入れておきます。泣けました。この一瞬のために教えている,生かされているのでしょう,私は。(by UG)

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今までありがとうございました。

私は、先生出会えて、本当に私の生活が変わりました。今までただの趣味で英語を勉強していました。大学に来たのも、英語がただ好きで来ました。それでいいと思っていました。「好きなことが、これで没頭できる!!」と。しかし、1年間、英語をやってきたものの、先生と出会って何も成長していない自分に気づきました。始めは、先生の授業に戸惑いを感じたし、周りの子と自分を比べすぎてしまって自分の英語力を恥いていました。先生の言葉に焦りを覚えました。「今のままで満足なんてしちゃいけない!!」

先生から色々な形で英語の学び方を学んで、まだまだ努力は足りなかったけど、それでも自分の心の中に、「いつか、このテープの本文を一回で聞き取れるようにしたい!!」思い、毎回のdictation をやっていました。

時には、「こんなの難しすぎだよ・・・外国で生活してたわけじゃないのに!」
と、自分ができないことを環境のせいにしたり、先生のせいにしたり・・・
先生の授業を出て、終わるたびに能力の無さに涙したこともありました。(恥ずかしい話です(ToT))

だから、本当、本当に〜次の授業に出るのがいつも怖かったです。
「また自分の力の無さを実感するんだな・・・嫌だな・・・」って。

でも、先生の授業、プリント、先生のお話、ビデオ、先輩のお話全てが少しずつ私を変えていきました。英語に対する気持ちもどんどん自分の中で変化していきました。

「やらなくては!!、メソメソしてても何も変わらない。先生ともあとわずかなんだから、『山本、変わったなー』って言われるぐらいになりたい。」そう思って先生の毎回の授業を大切に聞こうとしました。

でも本当にある意味私の中では、常に頑張ろうとさせてくれるものが先生の授業にはありました。分からなくても、自分を強くしてくれるものがありました。先生はいつも、「また授業と関係ないことをしてしまう・・・・進まん!」と嘆いていましたが、私にとってその話、そのやった事は、全てが大切で、こんな風に言ってすみませんが、楽しかったですよ。本当に楽しかった!大学教授にもこんなに普通に話をしてくれる方もいるんだなと思いました。

今回初めて音声学に触れて、色々な発見をしました。どうしてnative の人と発音が違うのか?R Lの違い、音に色々あって、少し間違えてしまえば違う意味になること、言語学の中身、ストレスの規則母音と子音の違いなど、、、今まで、少し聞き取れてなんとなく相手が言ってること分かればいいやって思っていましたが、今は本当にできるなら全てを聞き取って話したい。理解したい。と思うようになりました。