常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

生田緑地散策

先日までの冬のような日と打って変わった今日。麗らかな日和に誘われて、私たち田邉ゼミでは昼休みに学校裏の生田緑地に散策に出かけてきました。青々しい新緑と八重桜の花吹雪に,気分も晴れやかになりました。

この散策の中でもたくさんの英語の世界へのヒントがばら撒かれていました。「常時英心」の心そのままにいくつかのミニレクチャーも開催されました。そのひとつに、出発前に駐車していた(A30の中庭です!)サッポロの自動販売機への補充トラックに書かれていた「stella★beverage」というロゴに関するお話がありました。
        
「Stella」は人名,その関連語の「stellar」には複数の意味が込められています。ひとつはその★のロゴにも表されている「星」という意味。そしてもうひとつ「stellar」の意味が「一流の」のというもの。やはりサッポロは一番なのですね。そして芸能人で一流の人をスターと呼ぶのもここに由来しているそうです(NHKの番組雑誌も確か「ステラ」—by 小山本)。なるほど…。

その他,歩きながら動植物の名前を英語に変換したり,先輩からのうんちくを後輩に伝えたりもしました。写真は升形山の展望台でのshotです。中国の廟をモチーフにしたものと思われる展望台の屋上には十二支(Zodiac signs)の置物が据え付けられています。十二支は「子(rat),丑(ox),寅(tiger),卯(rabbit),辰(dragon),巳(serpent),午(horse),未(sheep),申(monkey),酉(rooster),戌(dog),亥(boar)」となります(『スーパーアンカー英和辞典 第2版』学習研究社—by camel the super)。

そして散歩も終わりのころ、植物の名前が書いてある看板に行き着きました。

何でもここにある植物名を即座に英語にすることがゼミの通過儀礼のようで,「ツバキ」(camellia)や「イチョウ」(ginkgo/gingko tree)などの初級単語に加え,「アラカシ」「ムラサキシキブ」(まさかLady Purple!?)といった中級単語も並んでいました。知らない植物は覚えられないとのことなので、一緒に植物自体も調べながら早速英語でどのようにいうのか調べてみたいと思います(cf. 『牧野日本植物図鑑』)。

今日の散歩はとてもよい「change of pace」になりました。(by 栗田)