常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

robot 復習

裏ゼミで学んだ英単語を紹介します。

ある新聞記事を読んでいたところ、robot /róʊbɑt/ に出会いました。カタカナ英語にもなっている「ロボット」なのですが、今回はこの単語の語源に注目しました。
ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)には「チェコの劇作家チャペクの劇R.U.R.に登場する人型の機械の名から」とありました。つまり、元は英語ではなくチェコ語であることがわかります。

さらにWikipediaで調べると、チェコの作家カレル・チャペク(Karel Čapek)による戯曲であり、この劇の発表によってrobot「ロボット」という言葉が創り出した、とありました。

以前取り上げたsatsuma「温州みかん」と同じように、語源を辿ると意外な言語から派生したことがわかり、単語から歴史を学ぶことができました。(amphibian)

satsuma 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から