常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

halo 復習

大谷選手の二刀流プレーは少しの間お預けです。

Halos’ Ohtani undergoes successful Tommy John surgery
Los Angeles Angels two-way player Shohei Ohtani underwent Tommy John surgery on his right elbow on Monday, the team announced.

(以下省略)

http://the-japan-news.com/news/article/0004868692

見出しにあるhalo /hæləʊ/ が気になりました。大谷選手を飾るプラスの言葉だと推測しました。
ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)には「円光, 光輪;後光, 光背(aureole)」「(太陽・月の)かさ, ハロー(corona)」とありました。また『weblio 英和辞典・和英辞典』では「(人物・ものを取り巻く)光輝, 光栄」ともありました。
LDOCEは “a bright circle that is often shown above or around the heads of holy people in religious art” “a circle of light or something bright” と定義しています。

語源を調べてみると、ギリシャ語で「(太陽・月の周りの)かさ」を意味するhalationから由来しています。

では、なぜこの単語が使われているのでしょうか。その理由は、大谷選手が所属しているチーム名Los Angeles Angelsが関係しているのではないでしょうか。angelは「天使」を意味し、天使の頭部にある輪っかhaloと掛けているのではないかと思いました。ちなみにエンゼルスのチームロゴには天使の輪っかが描かれています。 (amphibian)

松井のfeast - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から