常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

deep throat

 本日は授業中にUG先生から教えて頂いたdeep throatという表現を取り上げたいと思います。
まず英辞郎 on the WEBを確認してみたところ、「〔政府・企業などの中にいる〕内部告発者、密告者」という意味が載っていました。また、Merriam-Websterでは“an informant who divulges damaging information under cover of anonymity”と定義されています。同辞書には、“from the nickname given to such an informant in the Watergate scandal by Bob Woodward born 1943 U.S. journalist, from the title of a pornographic film (1972)”と語源についての記述がありました。ウォーターゲート事件において重要な情報源を提示した者の名称として使われたのが始まりだったようです。
 ちなみに、Merriam-Websterの語源にもあるようにこの名前の由来は性的な表現からきています。この表現を使用する場合には注意が必要です。(Blue Sky)