常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

message from Lancaster

ご無沙汰しております。お元気でしょうか?ランカスター大学大学院のDaisukeです。

昨日、無事に修士論文を提出してまいりましたのでご報告させていただきます。

先生からご指摘いただいたように、suprasegmental-based instructionの研究では大きな有意差は出ませんでしたが、
数点面白い発見が自分の中ではあったので、今後につながる良い研究になったかなと思います。少し有意差も出たので、スーパーバイザーと相談し、AAALのポスター発表に応募していますが、採用は厳しいと思っています。
そこでの指摘も今後に生きるかなと思っています。

今後は、TBLT、またはCLIL等と発音指導の融合をテーマに、教員かつ研究者として現場でさらに研究を深め、続けていこうと思っています。田邉先生と出会わなければ、このような壮大な夢を描くことすらできなかったと思います。ありがとうございました。

この1年はこれまでの人生の中で、一番ストレスフルで、一番集中して勉強したように思います。それでもまだまだ不十分ですし、
表現が不適切かもしれませんが、化け物のような凄い人たちがたくさんいる中で、自分の力量のなさを痛感し、もっともっと勉強しなくてはと思っております。読む、書く中心で話す機会が不十分な生活の中、一番効果的だったのは『アメリカ口語教本』のシャドーイングや音読でした。これをすればするだけスムーズに英語が口から出てくる感覚は気持ちがいいです。今後もこれは自分のルーティーンとしてし続けます。

研究テーマだけでなく、自分の英語学習も全て田邉先生のご指導がベースになっているんだなと思うと感謝してもしきれません。先生のように生徒だけでなく、同僚や仲間や後輩に、大きな夢を描いてもらえるような授業や研究、そして実践をすることが今後の目標です。

9月からはロンドンでCELTAを取って、10月1日に帰国いたします。是非、10月か11月、または12月の先生のご都合のつく日に研究室をご訪問させていただければ光栄です。

少しでも、成長した姿をお見せできるように、さらに精進してまいります。本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

まだ蒸し暑い日が続きそうですが、ご自愛ください。(Daisuke)