常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

swish over 復習

  昨日より秋セメスターの授業が始まりました、初日の月曜日は2つの授業を取ることにしました。1つ目がIntercultural Communicationというクラス、2つ目がSocial Justice and Human Rightsです。特に2つ目のクラスは、シアタールームで行われる授業であります。生徒数も非常に多い上に、発言によるparticipationが多く求められる授業なのでモタモタしていられません。本日は、その授業の教授が何気なく放った一言より、swish over を取り上げます。
 『ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店) を引いてみますと、自動詞で「ひゅっと音を立てる、ヒューと音を立てて動く(飛ぶ)(+along, down)」、他動詞で、「〜をひゅっと振る、〜をさっと切り落とす(+off)〜をひゅっと鞭をうつ」とありました。また名詞としては、「ヒュッ、シュッ(きぬ擦れの音)」などとあり、さらには形容詞として「(米)女々しい」とありました。
 この単語を言い放った時、教授は手元に飛んできた虫を追い払っていました。ですからその状況を加味してあえてそれらしい訳語を当てるのであれば、「虫だっ!取っ払え!」といったあたりの日本語が良いのではないかと思われます。
 昨日は8月21日火曜日、秋セメスター第一週目の2日目でした。火曜木曜には、少人数のディベートの授業を取ります。頑張ります!(WREN@Nebraska)