常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pull over 復習

 現在LA滞在2日目です。ダウンタウンスターバックスにいます。このあとは、トーレンスに移動し、明日以降サンタモニカ周辺、生まれ故郷のオレンジカウンティーを散策するつもりです。

LAのダウンタウンへ向かう道中、友人と彼のお父さんの会話を聞いていた時に気になる表現を見つけました。それがpull over です。友人が、” You can pull over us around that parking lot! “と言ったその時の状況から判断するに、同表現は「停車して、そこに降ろす」と言った意味を持つ表現であると思われます。

手持ちの辞書『ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)によると、「〈車が〉道の脇に寄る[止まる]; 〈運転手が〉車を道の脇に寄せる[止める]」または、「〈警察が〉〈運転手など〉を道の脇に寄せさせる[止めさせる]; 〈衣服〉を頭からかぶって着る」という意味があるとのことです。ちなみに、過去ログにて似たような意味の表現としてpull in, pull into が取り上げられております。これらも抑えておきたいです。先生のNHKビジネス英語基礎や現在のAsahi Weeklyの連載でもこれらは取り上げられていました。

pull into 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
pull in - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から


 LA1日目の昨日、ハリウッドを散策した後に、UCLAに行ってきました。一観光客として、ハリウッドは日本でいう原宿の竹下通りのようなものだと感じました。正直、ハリウッドの魅力を探すことに努めたものの自分はハリウッド映画のファンではないからか駆り立てるものを何も感じることなくUCLAに移動しました。UCLAのキャンパスはネブラスカ大学と比べて非常に大きく、建物1つ1つは歴史を感じさせるものでとても魅力的でした。
 昨日1日を通して思ったことはメキシカンの方々が非常に多いということです。飲食店や、公共交通機関、そしてハリウッドなどの至る所で彼らを見かけました。やはり実際に目の当たりにすると、アメリカのリアルをひしひしと感じました。また同時に、彼らに限らずLAで生きる人々の大半は、生活をその地で成り立たせるために英語を使っているということも感じました。食料を手に入れる、お金を稼ぐ、異なるバックグラウンドを持つパートナーと会話をする、一見飄々とこれらをこなしているように見える彼らも実はこれまで多くの苦労を重ねてきているに違いありません。
 残り九ヶ月と数日しかありません。現在の英語のレベルを考えてみると、語彙やライティングという言語面で非常に焦りを感じています。残りの月日をLAに住む人々のように必死になって過ごしていきたいと思います。 (WREN@LA)