常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

click bait 復習

また1つ、ネット用語の中の表現に出会いました。

先日の語学研修の授業の中で、SNSの使用に伴う危険性について少し触れました。その際に先生が仰っていたclick bait を取り上げたいと思います。予測として、bait「餌、わな」というイメージに “クリック”することから、「罠にはまる」といった解釈をしました。以下で意味等確認していきます。

Collins English Dictionaryを引くと、“Click bait is something on a website that encourages people to click on a link.” とありました。

念のため、Oxford Dictionaryでの定義を調べると、“content whose main purpose is to attract attention and encourage visitors to click on a link to particular web page.” と記載されています。click fraudの意味合いに近いでしょうか。

総括して、click baitはネットの広告や宣伝にも見られる扇情的な見出しや刺激的な画像を「エサ」にして意図的にクリックを誘う行為のことです。今や私達のような多くの若者はSNSやその他有益なアプリを用いていますが、その影でクリック詐欺などの被害を受ける人も多々いるかと思われます。それと同時に、自分も今後eye-catchingな情報を利用した手口に騙されないよう、注意を払わなければと強く感じました。(bro-taro-world @ Calgary)

cf. a bait and a switch
hook, line, and sinker

clickbait - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から