常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

moonlight 復習

UG先生の授業で印象に残った英語表現を紹介します。

それはmoonlightです。この表現に初めて出会ったのは高校3年生の時です。R大学へ特別講義と受講しに行った時にネイティヴの先生から出された問題でmoon-lightがありました。

単語のまま意味をとると「月の光、月光」と訳すことができます。もちろんこのような意味もあるのですが、もう一つ意味があります。

まずOxford English Dictionaryで調べると “Have a second job, typically secretly and night, in addition to one’s regular employment” と定義されていました。ここから「掛け持ちの仕事、夜勤」という意味と推測しました。『ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)では「(昼間働いた後)内職をする, アルバイトをする;<失業保険受給者が>[…として]こっそり働く」とありました。暗い感じをイメージされるmoonは「ひっそり」というニュアンスを含む英語表見になります。

高校で学んだことが今になって思い出されたり、授業に出てきたりすると、とてもワクワクします。このようなことを学習の面で「点と点が繋がる」とでも言うのだと思います。(amphibian)

moonlight - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から