常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

types of sunglasses

 最近学校に行くまでにサングラスをかけた海外の方々を見かけます。道中で様々な形のサングラスを見て、それぞれなんというのか気になったので調べてみました。

 まず、パイロットがかけていそうなものです。インターネットで調べてみると、aviator sunglasses / éɪvièɪṭɚ sʌ́nɡlæ̀sɪz / とありました。aviatorは『ジーニアス英和辞典』(第四版,大修館書店)によると「飛行家[士],航空操縦士」と記載されていました。フランス語で「飛行士」を意味するaviateurから転じてできた言葉のようです。今では少し古い表現とも記載されていました。

 次によく街中で見かけるようなサングラスについて調べてみるとwayfarer sunglasses / wéɪfè(ə)rɚ sʌ́nɡlæ̀sɪz / です。wayfarerは辞書に「旅人,徒歩旅行者」や「(ホテル・旅館の)短期旅行客」と記載されていました。LDOCEにはsomeone who travels from one place to another on footとあり、徒歩での旅行のときにしか使われないということが重要なのではないかと思います。

 上記の二つのようにどんなシチュエーションでかけられていそうかというイメージが名前に反映されているものもありましたが、oval sunglasses / óʊv(ə)l sʌ́nɡlæ̀sɪz / のようにレンズの形に基づいて名前が付けられているものもありました。(rain)