常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

wreak havoc on

外敵から農作物を守るオオカミ型ロボットが活躍しています。

Farmers in Kisarazu, Chiba prefecture, are being offered “Super Monster Wolf” robots to deter wild animals that wreak havoc on their crops.

The move comes after the city’s agricultural cooperative association concluded that the robotic wolves proved effective in keeping animal pets at bay following a trial that began last year.

(以下省略)

ASAHIWEEKLY April 22 p.2 『Robotic wolves keep foraging animals at bay』より

私が本日取り上げるフレーズは“wreak havoc on”です。この記事は農作物に有害な生物の対策のための狼ロボットについての記事なので、文脈から考えると「(ものを)ダメにする」などの意味だと推測しました(『ジーニアス英和辞典第五版』大修館)によると「を無茶苦茶にする、に大きな被害をもたらす」とありました。“wreak”は「を台無しにする、ダメにする」、“havoc”は「大損害、大混乱」という意味があるので同じような意味の単語を連続して用いている熟語であるとわかりました。私は千葉県出身ですがこんなロボットがあることは知りませんでした。(Creative)