curtain 復習
昨日の裏ゼミ内で触れられたcurtain /ˈkəːt(ə)n/ を取り上げます。curtainの持つ意味の幅広さを再確認することができたのですが、以下で意義や由来等を紹介していきたいと思います。
『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)によると、第二義に「(劇場の)幕、緞帳、開幕、閉幕」、第三義に「幕状のもの」、第四に「死、破滅」とあります。UG先生からa strong curtainの意味を尋ねられましたが、上記の第二義に習って、「感動させる(感銘を受ける)幕切れ」という解釈になると理解できました。逆も然り、a weak curtainとなります。また、“It’ll be curtains for you.” というフレーズで、「きみはおしまいだ(破産するぞ、クビになる、即死するなど)」となるそうです。(過激的な言い回しですね。。。)
では、元来、curtainが含むニュアンスはどのようなものでしょうか。UG先生のお教えにもありましたが、冷戦時における緊張状態の象徴ともいえる「鉄のカーテン、iron curtain」(チャーチル)から汲み取れるように、curtainは「囲まれている土地を分断する」を意味します。英単語1つ取っても、歴史的事実に基づいてスキーマを働かせることで多様な意味を推測できるのだなと感じました。(broccoli)
bring (ring) the curtain down on - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
bring down the curtain on~ - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から