常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

crackdown 復習

ゼミ合宿も終わり、また新たな年度も始まります。ここから一歩一歩頑張っていきたいと思います。

法務省は、2017年末時点での在留外国人数が256万1848人であり、過去最多を更新したことを発表しました。

前略

The bureau says the number of foreigners who overstayed their visas increased for the 4th straight year to about 66,500.

In many of these cases, people entered Japan on tourist or other types of short-term visas, but stayed in the country after finding work.

Officials plan to intensify their crackdown on illegal foreign residents. They are also encouraging visa violators to voluntarily visit an immigration office. Under the "departure order" system, they will be able to leave Japan without being detained.

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20180328_04/

気になった単語はcrackdown /krækˌdaʊn/です。文脈から追い出しや取り締まりではないかと推測しました。
ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)では「(不法行為に対する)厳重な取り締まり、(警察の不意の)手入れ」とありました。
また、LDOCEでは “action that is taken to deal more strictly with crime, a problem, protests etc”と載っていました。
“crack down” と句動詞で用いることも出来、onやagainstと共起することが多いようです。

記事に戻ると、伸び率が一番大きかったのはベトナム人だそうで、留学や技術資格を持つ外国人の増加が一因となっています。
その一方で不法残留者の数も増加の一途を辿っています。日本に多様性が出るという意味では有り難いですが、問題点をしっかり見つめ対処していかなければいけません。(sixth-dan)

crackdown 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

'guilt by association' crackdowns - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から