常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

adversary 復習

 中国は、アメリカの新核戦略に反対しています。

BEIJING--China on Sunday criticized a U.S. government report that cast Beijing as a potential nuclear adversary and called on Washington to reduce its own much larger arsenal and join in promoting regional stability.

A Defense Ministry statement said China's nuclear arsenal is the "minimum level" required for security. It pledged never to be the first to use nuclear weapons "under any circumstances."

以下省略

http://www.asahi.com/sp/ajw/articles/AJ201802040020.html

気になった単語は”adversary” /ˈædvɚsèri/ です。『ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館)を参照すると、「(スポーツ、論争、政治などの)相手、敵」と載っていました。”opponent”が「敵、相手」を表す一般的な単語であるのに対して、”adversary”は「敵意」が含まれている単語です。
この単語は「...に」と方向を意味する接頭辞”ad”と、「回る、変える、向く」を意味するラテン語”vertere”を語源とする”vers”の2つから成り立っています。このラテン語を語源とする他の単語には”transverse” “diversity” “invert”などがあります。(Large Lake)

highly-fancied 再び - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から