常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

英検の感想

 遅ればせながら、昨日行われた実用英語技能検定試験についての感想をのべさせていただきます。
 今回は年度目かの受験であったため、緊張することなく自分が今までやってきた力をここで存分に出そうと思って試験に臨みました。
 前回自分が設定した目標は「リスニング技能の向上」でした。その目標達成のために英文の書き取り (dictation) や英語で歌われている曲を聞くなど (hearing) 日常的にするようにしました。そして本番のリスニングテストに臨みました。今回のリスニングテストは前回、前々回と出題内容が異なっていました。大問1は前回同様二人の対話を聞いて会話の内容を選択肢から当てる問題でしたが、大問2は、ある物の定義の説明が割と長い時間流れその説明を聞いてその物の特徴を当てる問題で、大問3は様々なチュエーションに応じて異なる情報を英文で流され、あるシチュエーションの場合に相当する時に起こりうる可能性を選択肢から選ぶ問題と、2,3番が今までと異なっていました。問題傾向に多少の変化がなされていましたが、英文を聞いて大切なことやビックワードをしっかりメモを取ったり話の流れを書き取ったりしたため今までよりもリスニングは解けたと思いました。
 今回の試験合格に向けもう一つの課題は「英作文対策のため、多くのニュースに触れる」でした。今までは政治や時事などのトップニュースのみをブログなどで取り上げて来ましたが、科学や健康の分野のニュースやコンゴ共和国ジンバブエ共和国で起こったニュースなど一般的に我々の目に止まらないようなニュースに触れてみる事から初めて見ました。また、友達とのSNS上でのやり取りの中に英文で自分のことを伝えたり、自分の思ってる事を単文ではありますが英文をノートに書き取ったりしました。そして本番の英作文問題に取りかかりました。今回の内容は、「近い将来我々が地球以外の惑星で生活を営むことができるか否かを金銭の面、科学の進歩の面、そこで暮らすことの危険性、また地球で想定される条件がそこでも当てはまるかに触れながら論述しなさい。」というものでした。自分は具体的に将来火星に暮らせるとした上で、民間人がスペースシャトルに乗る金額、万が一備え入金するであろう保険金、現地に運ぶ食糧、火星に適応するための訓練や実習で莫大なお金がかかるとまず記述しました。次に火星には少量の水があるのではないかというニュースを知っていたため、人間にとって水は大事なものであるがその水が地球と同等に存在するかは今のところ保証ができないため生存の危険性があると書きました。ところが、後の2つの分野に触れることができずうまく纏まりませんでした。やはり、今よりももっと英文で何かを書く習慣を植え付けていかないと駄目だなと思いました。
 まだ、結果がわからないのでなんとも言えませんが次回の英検に向けての目標を「日常的に英文で置き換える」に定めて勉強していこうと思いました。また、今回出来た分野を出来たからとそのままにせず今後もより向上させるように英語の勉強を一生懸命にやろうと感じました。(Hapidra)