常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

driving rain

 阪神淡路大震災から17日で23年が経ちました。

Kobe remembers Great Hanshin Earthquake on 23rd anniversary

KOBE--Thousands of residents held events here Jan. 17 to mark the anniversary of the magnitude-7.3 earthquake that killed more than 6,400 people 23 years ago.

中略

The main ceremony, called “1/17 no Tsudoi” (gathering for Jan. 17), was held at the Kobe East Park in the city’s Chuo Ward from 5 a.m. in driving rain.

以下省略

http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201801170046.html

 “driving rain”を取り上げます。『ウィズダム英和辞典』を引いたところ、“driving”の第3義に「強く吹きつける〈雪・雨など〉」とありました。また、同辞書には使用例として今回記事で使われている“driving rain [snow]”「吹き降り[吹雪]」が示されています。「土砂降り」という訳も上手く当てはまるのではないかと思います。確認のためにLDOCEも引いてみたところ、“driving rain / snow”で“rain or snow that falls very hard and fast”と定義されていました。ちなみに、動詞の“drive”にも「〈風・雨・雪などが〉«…に»吹き付ける激しく打つ«against, in, into, onto»」という意味があります。(Blue Sky)