常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sea cucumber 復習

 私の家では、毎年お正月にナマコを食べます。輪切りにしたナマコを、大根おろし、醤油、酢で味付けし、柚子の皮を散らして香り付けをします。ナマコそのものの味を楽しむというよりは、コリコリとした歯ごたえを楽しむという感覚です。
 ところで、「ナマコ」は英語で何というのでしょうか。疑問に思ったので、その場でスマートフォンを使ってネットで検索してみると、sea cucumber ということがわかりました。直訳で考えると海のキュウリですね。確かに細長い形をしていますが、キュウリより太いと思っていたので意外に思いました。
 Merriam-Websterで改めて調べてみると“any of a class (Holothurioidea) of echinoderms having a tough muscular elongate body with tentacles surrounding the mouth — called also holothurian” と定義されています。ウニやヒトデなどと同じ棘皮動物であることがわかりました。
 また、trepang /trɪˈpæŋ/ で「干しなまこにする大形のもの」を表すそうです(『プログレッシブ和英中辞典』第3版 小学館)。ぬるぬるとしていて噛み応えのある食べ物だけに、舌や口の中を噛んでしまわないよう注意が必要です。(aqua)

sea cucumber 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から