常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

某事業団訓練 感想

 訓練生活がついに、今日で終わります。今回は、語学クラスで行われたテクニカル・ワークショップと、班ゼミについてお話します。
 テクニカル・ワークショップとは、任地での自分の活動を学習言語でクラスの人に、ワークショップまたはプレゼンテーションを行うというものです。隊員の方々は、それぞれ自分の職種に関する事をプレゼンしていました。私は、大学生活で行ってきた活動をワークショップ形式で紹介しました。特にウガンダでの活動に重点を置いて話したのですが、準備の段階で、スペイン語でどのような表現を使うべきなのか、とても難しかったです。
また、本番では時間配分が上手くできず少し悔しかったので、このような機会をもっと増やして、練習していきたいと思いました。
 次に班ゼミについて紹介します。これもテクニカル・クラスと似ているのですが、自分の得意なことや選民知識をを班のメンバーに紹介する、というものです。私は、何か現地でも活かせる楽しいことをしたいと考えました。インターネットで参考になるものを調べてみると、自然を保護するためのNGO団体などが、子供たちのためにバルーンアート教室を開き、犬やお花を作ることで、自然や動物を大切にすることを教えていたり、その参加費を途上国に寄付している団体があることを知りました。そこで私もバルーンアート教室を開くことにしました。しかし現地には、バルーンは売っていないので、最後にバルーンの代用品を考えてもらうことも付け加えました。日本ではお店に行けば、簡単に手に入るものも、途上国に行くと限られたもので応用していかなければなりません。私は、それはとても大変なことだけれど、モノに頼る生活ではなく、自分の持っている知恵で生活することで、適応能力が高まるのだと思いました。

 70日間の訓練生活を終えて、こんな貴重な経験ができたことに本当に感謝しています。シニアボランティアの方と出会い、挑戦することや勉強することに年齢制限はないことを学びました。そのおかげで、今まで目の前にある就職活動のことしか考えることができていなかったのですが、就職した後の先のことも考えることができるようになりました。また、国際協力はとても広い分野で、どんな職についても関わることができるということも学びました。だから、これからは、一つのことにとらわれ過ぎず、広い視野を持って自分の将来について考えていこうと思いました。(Hakata)