rest on one’s laurels 復習
旧聞に属しますが、中国民主化運動の象徴的存在で、服役中にノーベル平和賞を受賞した人権活動家の劉暁波(リウシアオポー)氏が亡くなりました。
SHENYANG, China (Reuters) — Chinese Nobel Peace Prize laureate Liu Xiaobo, a prominent dissident since the 1989 Tiananmen Square pro-democracy protests, died on Thursday after being denied permission to leave the country for treatment for late-stage liver cancer.
(以下省略)
http://the-japan-news.com/news/article/0003819843
記事の”rest [sit] on one’s laurels”を取り上げます。「受賞者」を意味する”laureate”が気になり、語源などを調べていた際にこのイディオムを見つけました。
”rest on”で「〜に頼る、〜を当てにする」、”laurel”で「栄誉、名誉、月桂冠」を意味します。したがって。「成功に安んじて何もしない」という意味の表現になります。
“laurel”は元々「月桂樹」を意味する語です。古代ギリシア・ローマではその枝を輪に編んだ冠を戦いや競技の勝者に与えて名誉を讃えていた事が背景となり「名誉」などの意味になったそうです。そういえばかつて日産にローレルという名前の車があったことを思い出しました。(MMF)