常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bite the dust #2

 大相撲名古屋場所は2日目を終え, 日馬富士はまさかの連敗という結果になりました。

Harumafuji dealt 2nd loss in Nagoya

The carnage wasn’t as bad as on the opening day, but the Nagoya Grand Sumo Tournament once again saw a number of high-ranked wrestlers bite the dust.

以下省略

http://the-japan-news.com/news/article/0003811430

 “bite the dust” を取り上げます。「かむ」でおなじみの “bite” と「ほこり」を指す “dust” の共起が気になり, 『リーダーズ英和中辞典』(研究社)で調べたところ, 「<口>くたばる, 敗北を喫する」とありました。 “bite” に代わり, “kiss” を用いることも可能だそうです。Dictionary.comには “to suffer defeat; be unsuccessful; fail” と定義されていました。ここで, 上記2つの単語を改めて確認すると, どちらも “down” の意を示すことがわかりました。以上のことから, 「敗れる」という場面で用いられるようになったと考えられます。(Cayu)

bite the dust - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から