常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

mean the world to

全豪オープン女子決勝で,セリーナ・ウィリアムズ選手がヴィーナス・ウィリアムズ選手を下して姉妹対決を制しました。

Australian Open 2017: Serena Williams beats Venus Williams to set Grand Slam record

Serena, 35, won 6-4 6-4 to pass Steffi Graf in the all-time list of major winners since the Grand Slams accepted professional players in 1968.

中略

"I'm enormously proud of you, you mean the world to me. I, God willing, would love to come back. Thank you for all the love."

http://m.bbc.com/sport/tennis/38781553

今回取り上げるのは,“mean the world to”という表現です。この表現をLDOCEで調べてみると,“used for saying how important someone or something is to you”と定義されていました。さらに「英辞郎 on the WEB」でも確認すると,「(人)にとってかけがえのない[この上なく大事な・大切な・天にも地にも代えられない]もの[宝・人]である」などと載っていました。

セリーナ選手はこの試合後に,「ヴィーナス選手がいなければ,グランドスラム23勝目はなかった」や「ヴィーナス選手がこれまで刺激を与えてくれた」などと述べました。今回の表現からは,姉に対する妹の感謝の気持ちが感じられます。(ninetails)