日本英語教育史学会 感想

本日はT大学で行われた日本英語教育史学会に参加させていただきました。

特に印象に残ったのは故若林俊輔先生の英語教育論をまとめられた若有先生、河村先生による「自著を語る」というセッションでした。

若林先生については恥ずかしながらあまりよく知っていませんでしたが、配布された資料や、若林先生と交流があった先生方のお話を聞いて、中学生のうちにと文字と発音の関係を学ぶことや、最初から流れが決まっているのは不自然とする会話教材の批判など、はるか前から違った視点で英語教育について考えておられていたことを学びました。

また、連載されていた記事に対する読者からの質問に対する返答メールが資料にあり、答えを出すのに時間がかかった質問でも、「たのしい格闘だった」と学ぶことを楽しんでおられていたこともわかりました。

私もただ単に英語を勉強するのではなく、楽しく、好奇心をもって学んでいけたらよいなと思います。このような貴重なお話を聞く機会を与えていただき、ありがとうございました。(flyingbird)