常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

cave-in 復習

陥没

今朝、福岡市のJR博多駅前の道路で大規模な陥没が起きました。これを受けて、地下鉄事業を管轄する福岡市交通局の担当者が会見を開き、市営地下鉄の延伸工事が原因になったことを認め謝罪しました。

Road caves in at Hakata, western Japan

Police are investigating a massive cave-in at a road in a commercial district in Fukuoka City, western Japan.

中略

Police say the sinkhole stretches across multiple lanes, and part of it appears to be expanding. They say there have been no reports of injuries.

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20161108_09/

「陥没」が英語ではどのように表されているか気になり調べてみると、上の記事では“cave-in”と“sinkhole”の2つが用いられているのが確認できました。

まず“cave-in”から確認すると、この単語は句動詞“cave in”が名詞化されたもので、『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)には「(鉱山・洞窟・建物などの)落盤、陥没(箇所)」といった意味が記載されています。

次に“sinkhole”を同辞書で調べると、「〔地〕ドリーネ〈石灰岩台地のすり鉢状の凹地形〉」とあり、さらに「英辞郎 on the WEB」には「(石灰岩台地に見られるような)陥没穴」と載っていました。(ninetails)

cave in to(解説) - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

cave in - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

cave - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

sinkhole - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から