常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

S中学校 感想

本日T県の某中学校で先生が出張授業をなされて、「辞書とともだちになろう」というテーマでお話をされました。私も昨年に続き、他のゼミ生と共に参加させて頂きました。

今年も中学生の元気な勢いや素直さを感じられ、また先生のお話を興味深々に聞いている姿を見ることもできました。今年は先生が講義に加えて、私たちゼミ生に生徒たちに教えるという機会を与えてくださいました。約100人もいる生徒をゼミ生が7人参加したので、7つの少人数のグループに分けて、辞書をひく面白さを伝えました。

私が担当したグループは18人で、印象としては元気がよく、私が指示することにもすぐに反応してくれたので進めやすかったです。ただ進めていくうちに、段々とこちらを注目してくれない生徒も出てきて、飽きさせないためにはどうしたらよいかと考えました。相手に考えさせて、答えてもらうことはもちろんですが、音声も入れて声に出して、出来た時には褒めてあげることを意識していたと思います。また、生徒の声を拾い、目を見て話すことで生徒との距離は近くなったと感じました。20分ほどの時間で18人を見るのに精一杯でしたが、先生方はさらに長い時間で倍の生徒を指導されるので、どう工夫されているのかと思いました。

そのような中でも生徒たちの中から「えー!そんな意味あるんだ。」という声が聞こえて、マーカーで線を引っ張っている姿が見られたり、辞書で調べた後に発音させてみて、/r/やschwaの音など少し気になった部分を教えると、すぐに吸収している姿を見て、辞書を引くことの面白さや英語を勉強することの楽しさが伝わっていたらよかったと思いました。実際の生徒に教えるということはまたとない機会で、今回参加させて頂き、勉強になりました。UG先生、機会を与えてくださりありがとうございます。そして、今日お世話になった学校の先生方、生徒の皆さんにも感謝申し上げます。(lua)