step out of line
今回は映画『ロジャー・ラビット』(1988年,アメリカ)の中から表現を拾います。
ある殺人事件により容疑をかけられているロジャー・ラビットは、落ちぶれてしまった探偵エディ・バリアントにかくまってもらうように頼み込みます。その後エディの事務所に捜査隊がやってきて、エディにロジャーを見ていないかと迫ってきます。エディはなんとかごまかそうとします。
その時に捜査隊のリーダーが以下のようなことを言いました。
“As for you, Valiant, step out of line and we’ll hang you and your laundry out to dry.”
この台詞の中の “step out of line”に注目します。
Oxford Dictionary of English (Second Edition Reserved, Oxford University Press)によると、 “behave inappropriately or disobediently”と載っておりました。
また『ジーニアス英和辞典』(第五版,大修館)で調べたところ、「規則を破る,問題行動をとる」と載っておりました。また”get out of line”とも言うそうです。
日本語字幕では、「バリアント、おかしな真似をしてみろ。洗濯ひもで首を絞めてやるぞ。」と訳されておりました。字幕特有の「訳」ですが,分かりやすいと感心しました。
ちなみに “out of line”のみでも「(人・規則などに)従わない」と載っておりました。(Gomez)