常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

inbound 復習

昨日のゼミで出てきた表現を取り上げます。

ゼミのウォームアップで、最近身の回りで起きた変化について述べた際、私は国際交流会館での留学生との生活について話をしました。

今回新しく来た留学生は総勢30人ほどで、日本人学生と長期留学生合わせ、現在65人が国際交流会館に住んでいます。

「多くの留学生」というのを伝えたく、"a lot of international students"と表現したのですが、海外から来る人や観光客のことを指す言葉として、"inbound"という表現があるということを学びました。

"inbound"をLDOCEで調べてみると、"an inbound flight or train is arriving at a place"とあり、『ジーニアス英和辞典』第4版(大修館)では、1.「(船、飛行機が)本国行きの、帰航の」2.「市内(国内)に向かう、受信型の」と載っていました。"an inbound flight"で「帰りのフライト」となります。

つまり、「外国から人が(飛行機や船で)本国にやって来る」という意味から「観光客、外国人」と表せるのではないかと思います。

因みに、反意語の"outbound"は、1.「(船、飛行機が)外国行きの、(交通機関が)郊外ひ向かう、(列車が)州外行きの」2.「発信型の」という意味があります。(Akim)

inbound - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から