常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

kiss-up time

海外ドラマFULL HOUSE Season4から表現を取りあげます。

長女のDJが学校から家に帰ってきて、リビングにいるお父さんに“Dad! Boy, I missed you”と言って抱きつきます。お父さんが喜びそうなことをして、DJは何かお願いしたいことがあるようです。また、リビングには妹のStephanieもいて、おやつを食べながらそのやりとりを見ています。

DJ “Dad, sit down. Make yourself comfortable”

Steph “Careful, Dad. She needs money, and lots of it”

DJ “How do you know?”

Steph “Deej, we go back eight years. We all know when it’s kiss-up time


“kiss-up time”という表現が気になりました。“kiss up to”で「人におべっかを使う, こびへつらう」、イギリスではsuck up toというようです。LDOCEでも“kiss up to”で“ to try to please someone in order to get them to do something for you - used to show disapproval ”と定義されています。「だって、8年間も一緒にいるんだから。ごまをすっているときくらいわかるよ。」と訳すことができると思いました。(lua)