lark 復習
先日ゼミ室にいるときに春を告げる鳥として親しまれている、ヒバリ(告天子)のさえずりを耳にしました。今回はヒバリに関する英語表現を取り上げようと思います。
ヒバリは英語で”lark”と言います。また、『ウィズダム英和辞典』(第3版、三省堂)には、”lark”の別の意味で、「悪ふざけ、はしゃぐこと;冗談」と、動詞として用いて「ふざける、はしゃぐ、浮かれる(about, around)」という意味が載っていました。このような意味があるのは、ヒバリのさえずりがほかの鳥と比べて長いこと鳴き続けることからきているのではないかと思います。
先生に”lark”を用いたイディオムがたくさんあると教えていただいたので、調べてみたところ、”happy as a lark”「非常に楽しい」、”for a lark”「戯れに、面白半分に」など様々な表現がありました。
その中で特に気になったのは、”be up[get up, rise]with the larkという表現です。意味は、「早起きする」という意味です(『ウィズダム英和辞典』第3版、三省堂)。Weblioには、ヒバリの解説として「春、朝早くから空高く舞い上がり美しく鳴く鳥として知られる;夜明けを告げる鳥、自由の象徴としてよく詩歌に歌われる」という解説が載っており、ここから「早起きする」という意味がきているのだと思われます。
Weblioの定義にもあるように、ヒバリは多くの英米文学の中で出てくるようで、昔から親しまれ続けている鳥のようです。(Blue Sky)
過去にも本ブログにて取り上げられておりますので、そちらもご覧ください。