常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

ashen

今回は天気に関連した言葉について取り上げたいと思います。

New York Today: A Primary on the Horizon
Good morning on this ashen Monday.

http://www.nytimes.com/2016/04/11/nyregion/new-york-today-a-primary-on-the-horizon-new-york-city-primary-democrat-republican.html?emc=edit_ur_20160411&nl=nytoday&nlid=61645515&_r=0

まずはashenです。明らかにashからきている単語です。『ジーニアス英和辞典』(第五版 大修館書店)では「1.(顔が病気、恐怖で青白い(white) 2.(文)灰色の」とありました。ここでは天気の様子を話しているので、2の意味となります。

LDOCEで確認してみると、” looking very pale because you are ill, shocked, or frightened [= white]”と” literary pale grey in colour”の定義がありました。

この記事では曇り空を表していることがわかります。

では、反対の晴天を表す時に使われる「群青色」とは英語でどのように表現するのでしょうか。
ウィズダム和英辞典』(三省堂)で調べると、ultramarineということがわかりました。
LDOCEでも” a very bright blue colour”と定義されていることから、とても澄み切った曇り一つない青色であることが創造できます。(flyingbird)